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ごあいさつ

日本船舶表示株式会社代表取締役社長、遠山元樹よりごあいさつ申し上げます。

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私たち日本船舶表示株式会社は、「JIS F 0104」にも新しい銘板の製造方法として記載された「昇華熱転写」という印刷技術をはじめて船舶用銘板に採り入れた会社です。独自開発の耐候性塗料をコーティングすることで海洋の過酷な条件に対応し、従来の銘板に比べて耐久性・耐候性、視認性が高い製品を送り出すことができました。

私がこの彩色技術を知ったのは本当に偶然でした。海運業界に身を置いていた当時、休日通っていたフィットネスクラブで知り合った人から、加熱すると気化する特殊インクを使い、洋服に押し当てて加熱すると転写できる機械を見せてもらったのです。これを使えば複雑なデザインでも簡単に美しく彩色できるのではないだろうか?と事業化を考えました。

早速技術調査を開始しましたが、その頃はコスト、技術とも商業的なベースになるものではなく、正直なところあきらめかけた時もあります。しかし、日新製鋼株式会社の塗装研究室などのご協力を得ることができ、転写の対象物を繊維から金属板に変えて、試行錯誤の末、金属をはじめポリエステルのフィルム等を彩色する会社を起業しました。

当初は公園案内板やゲーム機の彩色といったものを手掛けていましたが、長年携わった船舶業界にこそ昇華熱転写の技術を生かすべきではないかと考え、2003年9月に設立したのがこの会社です。舶用表示物をそのビジネスの中心にし、日本から世界に向けて新技術を発信していこうと、「日本」船舶表示株式会社と命名。以後10年余りの間少しずつ技術を積み重ね進歩してまいりました。

幸い皆さまから高い評価と暖かいご支援をいただくことが出来、2014年10月現在、私たちの製造技術を最大限に活かしたカラー弁銘板やアルミ製の船内掲示用図面、IMOシンボルマーク (蓄光フィルム) などの納入実績は1,000隻を超えています。皆さまのご愛顧に心から感謝申し上げます。

また、2011年大震災で被害に遭われた福島県相馬市等の除染現場に QRコード入りの土嚢タグをご提案し採用されるなど、舶用以外にも販路を拡げつつあります。ユーザの方が使用される目的や場所に最適な製品をご提案すること、そして一品一葉の銘板を丁寧かつ迅速に製造することを心がけています。

一方、製作過程を短縮するためのシステムを開発したり、パソコンでワンクリックの注文が可能なオーダーシステムを取り入れたりと、新サービスや新商品・新技術の提供にも取組んできました。今後は、バラスト水処理装置の搭載に関わる改修工事時における3次元空間スキャナ技術・3Dモデル化による配管設計支援(3D-MDS)にも注力してゆきます。

わたしたちは、技術を磨き、品質を高め、お客様に心からご満足頂ける新技術を常に提供していくことによって、お客様とともに進化していく企業でありたいと願っています。今後ともご愛顧の程、よろしく​お願い申し上げます。

日本船舶表示株式会社
代表取締役社長

遠山元樹