舶用特殊蓄光フィルムも昇華熱転写
フィルムもメタルも、原理は同じです。コンピュータ上で画像を作成し、インクジェットプリンタで専用転写紙に印刷。そして真空圧着機を用いて、積層フィルムのクリア層(被染色層)に画像を定着させます。昇華性染料特有の光の透過性により、画像はフルカラーでクリア。高い視認性を確保しており、高品質の IMO サインとして船舶上に使用できます。
もちろん、主要な IMO サインなどはあらかじめデータは作成済み。しかも昇華熱転写ならでは無製版によるデジタル出力のため、例えば消火器容量の数値変更や文字の追加などといったことも可能になります。詳細につきましては日本船舶表示までお問い合わせ下さい。
昇華熱転写とは
昇華性・揮発性の染料を熱によりガス化させ、樹脂や硬質の樹脂コートを施した金属の樹脂層に浸透・定着させる染色技術で、日新製鋼が開発した特許製品を使用しています。素材にはアルミ、ステンレス、亜鉛メッキ鋼板、樹脂フィルムがあり、コンピュータ上のフルカラー画像を素材上に定着させることができます。
製作には、まず画像を専用の転写シートにインクジェット印刷し、その後メタルやフィルムなどの素材に貼り付けた上で真空転写機で熱を加え、染料を樹脂層に浸透させます。耐水性・屋外耐候性に加えて加工性に優れているだけでなく、環境性能も高いなど、舶用のパーツとして理想的な性能を備えています。

もちろん、無製版のデジタル出力ですので、小ロット・多品種のニーズに最適。またフルカラーで精細な表現力を誇ります。素材にかかわらず工程は一定ですので、使用目的に最適な素材を組み合わせることも容易です。
|