新世代の船舶マーキングへ
フルカラーのコンピュータ画面をボタン一つで瞬時に印刷できることは、いつから常識になったのでしょう? 今では誰でもが当たり前のように文書を編集し、必要な時に必要なだけ印刷しています。ほんとうに、10年前、20年前、そしてガリ版や手書きの昔とは隔世の感があります。
しかし、昨今の印刷技術の革新は、Word や Excel 文書の印刷だけを改革したのではありません。製版プロセスの省略は雑誌・新聞などの印刷物の処理工程を劇的に効率化しました。また、街中に溢れる広告、美術館の展示に始まり、自動車のダッシュボードやさまざまな工業製品へと、印刷技術の応用対象は「紙」から抜け出して大きく拡がっています。
日本船舶表示は、金属板やフィルムへの画像付与を可能とした最新のマーキングテクノロジー「昇華熱転写技術」を、船舶用の銘板・掲示用図面、さらには船名板にまで応用。高品質・短納期・低コスト・低環境負荷といった基本性能はもちろんのこと、船という製品の特殊性に応えるトータルなサービスシステムをご用意することで、銘板の発注作業や、集配・工事管理の負担を大幅に改善するなど、設計・資材・集配・工事のご担当者どなた様にも、ご満足いただけます。
材質としてアルミ、ステンレス、亜鉛メッキ鋼板や特殊蓄光フィルムをご用意。幅広い用途をカバーするだけでなく、ひとつのシステムのもとで、使用場所に最適なさまざまな銘板を一括で発注・管理することが可能です。従来の金属銘板、アクリル板にかわるトータルなソリューションを実現しています。
2004年の受注開始以来、社団法人・日本中小型造船工業会(中小造工)の技術委員会で採り上げられたのを始め、既に多くのお客様に採用頂くなど、高い評価を頂いております。システム開発・CAD変換など、関連事業の受託も可能ですので、ぜひ日本船舶表示までお問い合わせ下さい。
昇華熱転写とは
昇華性・揮発性の染料(分散染料)が有する昇華染色性を利用した気相染色法で、その分散染料を熱によりガス化させ、耐熱性合成樹脂や硬質の樹脂をコートした金属板に浸透させる染色技術です。素材にはアルミ板、ステンレス板、亜鉛めっき鋼板、PETフィルムがあります。
製作工程は、まずインクジェットプリンタを使用し、分散染料から作られたインクを専用の転写紙に印刷し、その後、金属板やフィルムなどの素材と印刷した転写紙を重ね合わせて熱処理することにより、インクを各素材の樹脂層に浸透させることにより転写が完了します。耐水性、屋外耐候性に優れているだけでなく、環境性能も高いなど、舶用のパーツとして理想的な性能を備えています。

もちろん、無製版のデジタル出力ですので、小ロット・多品種のニーズに最適。またフルカラーで精細な表現力を誇ります。素材にかかわらず工程は一定ですので、使用目的に最適な素材を組み合わせることも容易です。
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